[T-6] 2025.2.13 Thu. 13:00~
世界標準のオールシーズン マウンテンリゾートを目指して
株式会社ズクトチエ共同代表
前 株式会社岩岳リゾート代表取締役 和田 寛 Yutaka Wada
PROFILE
1979年東京都生まれ。2000年東京大学法学部卒、農林水産省入省。ベイン・アンド・カンパニーを経て、2014年より白馬に。2016、2017年の記録的な小雪でスキー場の来場が激減したことを受け、白馬岩岳マウンテンリゾートの経営者として冬季のスキー客だけに頼らない「オールシーズン・マウンテンリゾート」を目指した改革を実践。山頂の展望テラスや大型ブランコなど、革新的なアイデアを次々投入した結果、2019年にはグリーンシーズンの来場者数がウィンターシーズンを超え、そのあとも集客を伸ばし続けている。現在は、観光・リゾート地の再生に向けたコンサルティング企業「株式会社ズクトチエ」を設立。長野県白馬村を本拠に事業を行う。
~こんな方におすすめ~
・地域資源を活かしてエリアの活性化をはかりたい方 ・新たな活路を見出す発想力と実践力について学びたい方
〜こんな取り組みをされています〜
SNSでも話題 スキー場の山頂に5時間待ちのブランコが出現
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和田氏は、スキー人口の減少という厳しい現実の中で、「ライバルはディズニーランド」だと語り、スキー場の枠を超えて一年中楽しめるオールシーズン型のリゾートを目指しました。既存の枠組みにとらわれず、新たな価値を創造することで、困難な環境の中でも持続的な経営の道を見つけることができるのではないでしょうか。 |
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世界的に見ても豊かな観光資源である白馬の自然を十分に活用しきれていないと考え、価値ある体験として提供することを目指しました。「ヤッホースウィング」(ジャクエツが製作)は、大人も楽しめる高さ4メートルのブランコ。360度の自然の美しい景色を楽しめる仕掛けで、繁忙期には5時間待ちの行列ができるほどの人気になりました。その他にも様々なアイディアで独自の体験を提供し、来場者の大幅な増加を実現しました。 |
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「ズクトチエ」という社名は観光業界に求められる新たな挑戦の精神を象徴しています。その由来は、信州方言の「ズク」と「智慧」の組み合わせから来ています。「ズク」は気力や根性・やる気といった意味を持ち、これらを融合して埋もれた資産を発見し磨き上げることで、観光業の革新を目指しています。スタッフや地域の人々と協力しながら、現在は広く地域の活性化事業に取り組まれています。 |
ヤッホー!スウィング
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