トークショー

[T-9] 2025.2.14 Fri. 11:00~

子育てとまち育て 
~松場夫妻の石見銀山での取り組み~

「群言堂」創業者
松場 大吉 Daikichi Matsuba
松場 登美 Tomi Matsuba

 

PROFILE

松場 大吉 / 1953年、島根県大田市大森町生まれ。1998年に妻の登美と共に株式会社石見銀山生活文化研究所を設立。ライフスタイルブランド「石見銀山 群言堂」を全国の百貨店などで展開。2019年より株式会社石見銀山群言堂グループの代表に就任。地元の石見銀山の活性化にも精力的に関わる。
松場 登美 / 1949年、三重県津市生まれ。夫の実家・呉服商兼雑貨屋「松田屋」の片隅で、布小物の製造・販売を始める。1989年、築150年(購入当時)の古民家を改修し店舗をオープン。以来、夫と共に十数軒の古民家を改修し、生活文化交流の場として活用している。日本の美しい生活文化を次の世代に伝えていきたいと考え、1998年、株式会社石見銀山生活文化研究所を設立。繕いデザイナーとしても活動中。

~こんな方におすすめ~
・そこでしかできない、地域文化を育む教育の実践について知りたい方
・生活と文化を同時に豊かにしていく持続的なまちづくりについて知りたい方

〜こんな取り組みをされています〜

NHKでも放送! 人口400人 石見銀山の豊かな子育て、まち育て

  • 古民家を活用しながらのまちづくり

島根県大森町(石見銀山)を拠点に、古い町並みや家屋を再生しながら地域の活性化に取り組まれており、町の景観を保ちながらも、現代のニーズに合わせた宿泊施設や店舗を展開し、観光資源としての価値を高めています。「古いものを作り直すことで地域の時間を蓄積し、その価値を次世代に伝える」という信念で古民家を再生し、経済発展だけではない持続可能な形での地域の魅力、豊かさを体現しています。

  • 存続危機の保育園を絶やさない

園児数が2名まで減り閉鎖の危機にあった保育園を地域の力で存続させました。補助が打ち切られる中、地域住民と共に資金を集めて保育園を維持し、まちの発展とともに次第に園児数が回復。現在では20名以上の子どもたちが通うまでになり、さらに新しい園舎を地域の協力で建設しました。この取り組みは、自治体だけに頼らず、地元の知恵と協力で保育施設を支えた事例です。

  • 地域文化を大切にした教育

地域に根ざした教育を重要視し、地域の自然や文化を活かした保育活動に取り組んでいます。保育園では、子どもたちが薪でご飯を炊いたり、地元の伝統芸能「石見神楽」を体験するなど、自然や地域の文化を感じながら育つことを大切にしています。これにより、子どもたちは自然環境や地域の伝統文化を通じて、協調性や創造性を育んでいます。

〜チケット購入〜
イベント参加にはトークショー有料チケットのお申し込みとは別に、ご来場登録も必要です。

幼保関係

官公庁 児童発達支援関係 一般の方